公的価格の見直し その1
いよいよ岸田内閣での公的価格の見直しの議論がスタートしました。
新自由主義とか、分配社会とか難し話も多いですが、その辺はまた置いといて。
医療・介護・保育に関わる公的価格の見直しがいよいよ始まるとのこと。
今回の会議での資料の中に
2.公的部門における分配機能の強化
公的価格の在り方の抜本的見直し看護、介護、保育などの現場で働いてい価格の在り方る方々の収入を増やしていくための公的若い世代の将来への不安を解消することは、消費の拡大につながり、成長と分配の好循環を支える基盤となる。人生100年時代の到来を見据え、子どもから子育て世代、お年寄りまで、全ての方々が安心して生活できる、全世代型社会保障の構築に取り組む。このため、新たに全世代型社会保障構築会議を立ち上げる。 新型コロナウイルス感染症や少子高齢化への対応の最前線におられる、看護、介護、保育などの現場で働いている方々の収入を増やしていくため、全世代型社会保障構築会議の下に公的価格評価検討委員会を設置し、公的価格の在り方の抜本的見直しを検討する。 これに先立ち、経済対策等において、必要な措置を行い前倒しで引き上げを実施 する。
とあります。
で気になるところとして、「経済対策において~前倒しで引き揚げ」ってとこ。
衆議院選挙も終わり、話題の経済対策を今回の看護・介護・保育部分で前倒しで行うとのこと。
どうするんでしょうね?
ある記事では「処遇改善加算」みたいな文章もありどうなるか様子をみたいところ。
ってか色々単価いじらないでも年に1回前にやった慰労金みたいな形で30~50万ぐらいドーンと個別に渡せば意外と手間暇、制度設計、直接支給、年収ベースでの増加という話も含めて楽なんじゃないかなぁとか考えてみたり。
最低賃金の引き上げにより、介護現場での給与が「専門職」としての給与の位置づけをできなくなってきています。
最低賃金800円台のころに1200円ぐらい出せると「専門性」についての支払いということもできたんですけど、今や最低賃金は1000円(大阪は996円)
時給レベルでもっともっと働いている人に払いたいのですが、残念ながらそんな単価ではないのも実情。(一番低い移動支援は1900円/1時間)
現場にとっていい会議になり、働く人たちのやりがいにつながるような改正を期待しております
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