大きな一歩
前回のブログで「介護保険」の居宅介護の単価が下がることを記載しましたが、まさかまさかの障害福祉はプラス改定!
(身体 584 → 587 / 家事 238 → 239 / 重訪 275 → 277 各 単位数 / 1時間)
これは結構歴史的な事柄で、居宅介護の単価については長く障害福祉と高齢福祉の差がないような施策が行われてきました。
しかし、今年の改定では高齢福祉は居宅介護はマイナス改定・障害福祉の居宅介護ではプラス改定と方向性の大きな違いがでました。
厚労省的には前年の経営調査での高齢福祉の居宅介護は黒字幅が大きかったことからのマイナス査定、人手不足&収支トントンの障害福祉はプラス査定なのでしょうが、社会に送られるメッセージはかなり変わってきます。
高齢者介護においては「地域から施設」へという舵を切られたと感じるでしょうし
障害介護では「施設から地域」へとずっと主張してきたことがちょっとだけ前に進んだ感じでしょうか?
その一方で行動援護などは短時間の派遣に対しては単価↑で長時間派遣に関しては単価↓など変化もあった改定となっています。(行動援護 7.5時間以上 2540 → 2485)
強度行動障害を持つ人たちの支援が、週末を中心とした長時間の余暇的な支援から、日常生活での支援を中心とする短時間の生活支援へとの流れへの変化かもしれません。
この辺は今後の動向をよく見ていきたいと考えています。
もう少ししっかり資料を読み込んでまた発信できればと思います。
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