令和6年度 報酬改定に係る議論
3年に一度の報酬改定が令和6年度にあり、障がい福祉部門においても厚生労働省内で議論が進められています。
ニュース等でも「福祉人材月6000円の賃上げ」など話題になっているところ
そんなか社会保障審議会なるところで今までの内容を取りまとめて議論なされたようです。
少し気になる部分があったので2か所ほど紹介。
①障害福祉サービス等報酬改定の施行日
「医療機関・薬局等やベンダの集中的な業務負荷を平準化するため、令和6年度診療報酬改定より施行時期を6月1日施行とすることとしてはどうか」
まぁふざけるなと。
どこの世界線に6月から給与があがる法人・会社があるんでしょ?
改定に合わせて6月から上げますよって説明すれと・・・?
そもそも論で言えばいつもいつも 障がい福祉主管課課長会議 が遅いのがいけない。
しかも会議の時にはまだ詳細決まってないって話も多くて、結果4月以降にならないとわからない話とかも多い。
2月に会議を行って、4月の改定に合わせるようにスケジュールを動かすほうがそもそも論。
②同性介助
「障害福祉サービス等の提供に当たって「本人の意思に反した異性介助を繰り返す」ことについて、心理的虐待の一つとして例示する」
これは凄いこと。
パーティ・パーティ時代から25年間この点だけは譲らなかった部分なので、国としてやっと追いついたかという感想。
でも
「性的虐待の防止のため、特に女性の障害者に対しては、利用者の意向を踏まえ、可能な限り同性介助ができる体制を整える旨記載」
ってのはいただけない。
ジャニーズ問題でもそうだけど今や性的虐待については男女の差別をつけるべきではないし、何のためのLGBTの話なのか。
こういうところの人権意識が低い国なんだよね。
議論の中心がおっさんってのがいけないと思うよ。
いよいよ議論も大詰めとなってきましたが、少しでも障がいのある人たちの支援がしやすい環境ができることを望みます。
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